teke teke my life 子育て編

teke teke my lifeの分室。子育てや教育に関する記録です。

SAPIX小学4年生、8月のマンスリーテストの印象

大変な頻度と学習量の夏期講習が終わり、8月のマンスリーテストがありました。

いつも通り、問題などを見ながらの雑感を書いておきます(一応、国語以外は自分でも解いてみたので、国語以外に言及。)

なお、いつも通り、個別具体的な話は含まれておらず、子どもの成績にも言及しません。

全体的な配点や難易度の印象

配点は算国150、理社100で不変。理科社会の難易度が高い

いつも同じことを書いていますが、全体の傾向も配点も大きくは変わりません

相変わらず算数国語がしっかりできている必要があるのと、理科・社会が難しい印象です。
特に理科はこれまでと違って星座や物理が入ってくるので、生物中心の興味だときついかも…って感じですね。

各教科6割取れれば上出来、7割取れるとだいぶすごい

7割取れればかなり上位に達するのはいつも通りで、6割ぐらいでも十分できている感じですね。いやー、難しいわ。
前回のマンスリーテストもそうですが、難易度を勘案すると正直、調子が悪かったり、ケアレスミスがあると5割切るケースは十分あり得るかなーと思います。

少し苦手な教科だったり、誤答の内容がトレース出来るなら5割でもそんなに気にする必要はなさそうです。下振れしたらまあ、5割ぐらいまでは行っちゃうテストですねー。

(とはいえ、どの教科も5割ぐらいだと、ちょっと勉強量が不足しているかな、という感じはしますが。1科目ぐらいは6〜7割取れてるといいですね。)

各科目の印象

算数はいつもより基本に忠実な感じ

算数は例月よりもかなり満遍なく多数の種類の問題が出た感じです。

これまでは、狭い範囲でなんとなく応用を要求される問題が多い印象がありましたが、どちらかというと、しっかりと幅広に各種の解き方がわかっているかが求められている感じに変わりました。

いや、もちろん、後半の問題は少し応用っぽい問題ではあるんですけど、これまでと比べるとそんなに閃きが必要な感じではなく、解き方を知ってるかどうかの方が重要な印象でした。

一方で、満遍なく出題される感じだったこともあり、ちょっとでも解き方にあいまいな部分があると解ききれずに失点するので、しんどいテストには変わりはないですね。
1問6点とかでめちゃでかいので、ケアレスミスを含めてふり幅が大きそうなテストでした。きっついなーこのテスト。

(親が解いても丁寧に解かないと、多分ケアレスミスでそれなりに失点すると思います。)

そういう特性もあり、子どもが8割ぐらいわかっててあいまいなところがあって×なのか、全然とっかかりがなくて×なのかで学力の差はかなりありそうなのです。

そのため、点数だけで判断するのではなく、解いている過程も見てあげるとよさそうです。

ここでの間違いを起点に、次うまくいったらいいすね。

理科はいつもよりとっつきづらいジャンルで難易度高い

理科は生物中心だったところから星座や物理なども含まれる形になっています。

興味関心から自然と習得される知識から離れてきており、SAPIXで学習した知識がないとどうしようもなかったり、おもりやばねの特性をしっかりと理解していないと解けなかったりして、少し難易度が上がった印象です。

生物はなんだかんだ図鑑とかでなじみがあると得点を拾いやすかったりしますしねー。

特に星座は好き嫌いが大きく分かれそうなので、子どもによっては厳しいですね。夏の大三角とか、星の名前や配置などを的確に覚えている必要があるのは中々大変です。

こういうの、興味がないお子さんはどうやって覚えているんですかねー…?

生物パートも難しい問題は相応に難しい(光合成するプランクトンがどれかなんか知らねぇ…)ので、きちんと興味を持って取り組んでいる子以外は中々高得点を取るのは苦しそうな印象でした。

これで7割ちゃんと超えられてたら結構すごいですね(いや、そういうお子さんもいっぱいいるんですけどね)。

社会は相変わらず問題難しい…

で、社会は相変わらず問題の難易度がめっちゃ高いですね。

単純な地理を答えさせるものも出題される範囲を考えればかなりハードルが高いのですが、文章題としても中々難しく、知識が正確でないと誤答に誘導される構造になっていました。

雨温図とかも比較対象が微妙に判断付きづらくて難易度高い…。問題の出し方が直球じゃないんだよなー(正しい方向で難しいのですが)

各地方の特徴などがしっかり理解できているのは前提な上で、同種の特徴がある中での地域差だったり、特徴の各要素の繋がりまで理解できていないと取りこぼしが生じる感じです。

うちの子も結構真面目に社会に取り組んでいるのですが、点で覚えている部分がちゃんと線や面になったりしないと解ききれない印象で、中々得点が伸びないですね…。いやぁ、相変わらず難易度が高いぜ…。

大人でも70点は中々難しいかも、ぐらいの難易度でした。感覚的には、6月のマンスリーや7月の組み分けテストよりもう一層難しいような印象ですね…。

全体的な所感

相変わらず難しいぜマンスリーテスト

6月も感じましたが、マンスリーテスト、普通に難しいですね。大人が解いてもちょっとしんどいぐらいムズイです。

算数はちょっとしたミスでかなり減点になってしまう構造と、満遍なく解き方がわかっていないといけないのが厳しめ(難易度自体は過去より低い印象でしたが…)ですし、理科社会も普通に難しいですね…。

夏期講習もあったので、当然ながら子どもの学力も向上しているわけですが、小学3年生のころを思い出すと難易度に雲泥の差があります。
いやあ、難易度の高いことをやっていらっしゃるなぁ…。

とはいえ、理不尽に難しいという感じではなく、しっかりと日々の学習の中で興味が持てていればもう少し点数取れそうやな…という問題ではあります。

子どもへの動機づけとして、特に理科社会あたりは子どもが興味を持てるような仕掛けを考えるとより良い方向に転がりそうな印象はありますね。なんか考えるかー。いや、頑張ってやってはいるんだけどなー。