teke teke my life 子育て編

子育てとか中学受験に向けた対応とかの記録の保管庫。

子どもとゲームの付き合い方についての雑感

我が家では子供に普通にTVゲームを与えていますが、その点について、なんとなく思っているあたりを書いておきます。(ただの頭の整理です)。

正味、ゲームの影響はそんなに心配してない

自分も子どものときやってたしな

自分自身が子供の頃からゲームをやっていて、ゲームが人生でなにか悪影響があったという感覚はなく、むしろゲームを通じて論理的な思考能力や問題解決能力を身に付けたと感じている点もあるので、自然と与えている、という部分はありますね。

結局、ゲームを子どもに与えたときに問題が生じるのは、ゲームが中毒性がありすぎて、そればかりに夢中になり、本来将来のためにやるべき行為(例えば勉強だとか)ができなくなってしまうという点にあります。

(まあ、将来にやるべき勉強が本当に必要かという議論はあるかと思いますが、一般的には勉強を通じて処理能力を高めておくと生活しやすくなるということはあるでしょう。)

ゲームが勉強の阻害要因なのか

実際に、我が家の子どもたちも、勉強が終わっていない状態でゲームをやりたくて駄々をこねることがよくあります

しかし、これがゲームの中毒性によるものなのか、それとも勉強に対する拒否反応なのかは正直わからないところではあります。
ゲームが原因で駄々をこねているのか、それとも勉強が原因で駄々をこねているのか…、つまりゲーム以外の娯楽があればそちらに気を取られて駄々をこねているのではないかとも思うんですよね…。

そう考えると、ゲームを与えようが他のものを与えようが状況は変わらないのではないかと思っています。

したがって、あまり内容が望ましくないものでなければ、ゲームを買い与えること自体が何か学習の状況に影響を与えるような問題はなく、どちらかというと、勉強の習慣だとか、動機付けの問題だとか、その辺の話なんだと思います。

ゲームと子どもの成長

ゲームをうまくプレイしようとする行為はプログラミング的な思考と似ており、この行動を変えるとどのような影響があり、どのように改善されるかを考える力が身につきます。

その点、ゲームをプレイして創意工夫することは、良い影響を与えるのではないかと思います。

結局のところ、ゲームもスポーツも同じようなもので、ルールの枠内でどのように動くと有利になるかを考えることになるので、子どもたちの成長にマイナスの効果をもたらすことは少ないと思います。

子どもは案外、遊びの中でも成長するんですよね。だからといって、遊んでばかりではあかん、というところが難しいところですが。

どんなゲームを買い与えて、どんなゲームは避けているのか

Nintendo Switchはやっぱり安定しますよね。

我が家では、私がPS5を購入していないこともありますが、基本的には任天堂のハードとソフトを与えています。結局、Nintendo Switchは非常に良いんですよねー。

Nintendo Switchの任天堂のソフトの良いところは、任天堂という会社がきちんと子供に与えて良いものかどうかを考えてソフトを作成しているという点があり、年齢層やスキルが異なっても楽しめるように工夫されているのが大きいですよね。

実際に、任天堂のソフトは非常によくできていて、スーパーマリオワンダーなどであれば、多少落ちても問題ないような仕組みが整備されていて、多少下手でも頑張ればそのうち前に進めるようになっていたりします。

また、マリオカートであればコースアウトしない設定や、アクセルを押しているだけである程度走れるアシスト機能も整備されています。
このように、習熟度に合わせて、誰でも楽しむことができるような枠組みになっていることが多いんですよね。

その一方で、アシスト機能を利用したからと言って勝てたり、ステージをクリアできるわけではなく、ある程度工夫が要求されるのが非常に良い塩梅ではあります。うまい。

まあ、ゼルダの伝説など大人向けのソフトにはアシスト機能が十分にないため、大人でもゲームに慣れていないと難しいようなソフトもあったりするのですが…。まあ、この辺は明らかにわかるので、回避可能でしょう。

スプラトゥーン3などでも、意外とマッチングが機能している印象

面白いのは、スプラトゥーン3のようなゲームですね。

大人がプレイすると「こんな修羅場の中でどう楽しむのだろう」と感じますが、実は大人がたどり着かないような下のレーティングの世界では、子供たちが楽しんでプレイできる環境が用意されていたりするんですよね。

お互いにぱちゃぱちゃと塗り合っている平和なワンダーランドというか、ゆうたの世界というか・・。

マッチングシステムは大人にはうまく機能していないように思われるかもしれませんが、実際には子供が遊ぶ空間としてはきちんと機能していたりするんですよねー。

これは、知り合いの子供とスプラトゥーンを一緒にプレイしたときに、知り合いの子供のレベルに合わせたレーティングの世界に入ったときに実感しました。
さすがに気が引けたので、相当手加減をしながらプレイしましたが。あんな世界が広がっていたとは…という感じですね。

基本料金無料FPSとかはさすがに与えていない

とはいえ、買い与えていないゲームもあります。

基本的に、子供に望まれれば、よほどのことがない限りゲームを与えていますが、年齢に合わないゲームや中毒性が高すぎるゲームについては、ある程度控えるようにしています。

また、特に、小学生のうちは、仲間内で外部とマッチングするオンラインプレイはちょっと避けたほうが良いかな、と思っています。

例えば、フォートナイトは100人から生き残ることを競う中で、友人とプレイするとどうしても他責思考になる部分もあり、あまり望ましくないと思っています。
実際、周囲のお子さんなどを観ていると、口が悪くなる子供も多いですしね…。

全体

ゲーム時間と勉強のバランスが保てりゃそれでいいよな

長々と書きましたが、ゲーム自体はプレイすることで得られる思考体系なんかもあったりはしますし、もし中学受験をするにあたっても、毎日1時間くらいゲームをする分には、小学校6年生の追い込みの時期を除いては、特に問題はないと思います。

むしろ、駄々をこねていたり集中できていない時間をどう減らして有効な時間にするかの方が重要そうですねー。うまく習慣化や動機付けをして、頑張ってもらわないとなー