teke teke my life 子育て編

子育てとか中学受験に向けた対応とかの記録の保管庫。

上の子の勉強に再並走している(サピックス小510月)

上の子の成績が横ばいよりも下方向に向かい始めたので、少しフォローをしようかということで、対応をしたりしていました。ちょっと放任しすぎたなーということで。

中々難しいところですが、生成AIによる解説なども見ながら、うまいこと詰まっているところは解消していかないといかんすね。

こういうことになるから、サピックス+αの個別指導を受ける子が多いんだろうなぁ…(納得)

勉強自体の並走が必要そうな要素

計画を立てるだけでも大変だが、計画を立てるだけでは自走しきれない

勉強の計画自体は妻が立てており、これまではサピックスをこなしていくだけで幸いなことに成績が横ばい推移してきてたのですが、足元でちょっとベクトルが変わってきました。

勉強量という意味では、概ねこなしているので、どちらかといえば、「理解」の深度だったりが足りないというところに根っこがありそうです。

問題を解くための深度ある理解が出来ておらず、浅いところで止まっているので、難しい問題になってくると急に解けない感じでしょうか。

(仕事が忙しかったのであまり見れていなかったんですよねー…反省)

勉強自体に並走してあげて、詰まるポイントを説明してあげる必要がある

で、久しぶり横で見ていたところ、暗記についてはきちんと行えており、解いたことがある問題は解き方を覚えているものの、理解が追い付いていないので、少し形式が変わると太刀打ちができなくなってしまっているようでした。

考えてもわからないし、解説も得られないので自信も喪失…みたいな感じで、わかる問題をさっとこなすような感じになってしまっていたようです。

そういう意味では、どこがわかっていないのかを見たうえで、理解度を底上げするような動きをしてあげないと、中々苦しいところ。

というわけで、子どもの横に座って勉強を見つつ、詰まったポイントについてクイックにやり取りするような体制にしてみました。

自分の仕事もあって、正直あまりそういうことが出来る時間はないのですが、まあ一週間に1回でも各教科できれば、多少カバーできるでしょう…。

科目ごとの並走時のポイントっぽいところ

算数

算数に関しては、解き方の中で腹落ちいないのにノリで解いて合っている部分を解きほぐして、根本的な理解をさせる必要があります。

結構ムズいのですが、サピックスの教材の中は難易度が段階的に設定されているので、段階のうち、序盤で間違えたりしている場合は大体、変な理解をしていることが多いですね。

とはいえ、子どもも自分では理解しているつもりなので、うまく考え方を補正するように誘導して、「なるほど、こう勘違いしていたから解けなかったんだ」というように納得感のある形で理解させないといけません。めんどくせぇ…。

まあ、とはいえアハ体験が起きた後急激に解けるようになるのは面白いので、これはこれで親としても充実感はあります。おしえるの楽しいし、サピックスの教材はなんだかんだ解くのも楽しい。

尚、うちの上の子はもう爆速で計算するので、そういう状況にはないのですが、計算速度自体が全然足りないような場合は、時間を図って、わかる問題は早く解くようにするとか、そういう工夫をしてみることが必要そうです。

国語

国語はかなり教える難易度が高いですね…。ぼくはかなりの現国得意ニキなのですが、サピックスの教材難しいんですよね…。

基礎的な漢字や言葉が出来ている場合、文章のどこに何が書いているのかを読み取る訓練の補助をする感じになると思います。

漢字や言葉が出来ていなければ、SAPI漢とか言葉ナビをちゃんとやっているかから、ですかね。

一人でやらせて出来てなさそうであれば、クイズ形式にしてしまうほうが、子どもとしてはやる気が出るようです。

読解についてですが、考えろと言って考えられたら苦労はしないので、優しく誘導するように、どこに問われていることが書いてあり、それをどのように選択肢の回答に結び付けるか、文章にするかを教える感覚でしょうか。付き添いが必要です。

また、一番難しい説明文での回答については、文章をまっさらな状態から作らせるのはかなり厳しいですし、子どもの負荷も大きいです。

子どもに最大限文中から要素を抜き出させたうえで、抜き出した要素をどのようにつなげて文章にするかを教えるのがいいんですかねー。

(ただ、それだけでは回答できない問題も結構あるんですよね…。これは回数をこなして、型を覚えさせるしかないかなー)

社会

社会はあまり出しゃばって教えるところはないのですが、コアプラスやデイリーチェックなどが適切に学習できているか、一問一答形式で知識定着をチェックするなどはしたほうが良さそうですね。

覚えているつもりで、意外と知識と知識のつながりがなかったりするので…。

なお、歴史はやっぱり漫画などで絵で見せたりしておくと、かなりイメージが付きやすくなるので、副教材として息抜きにその手の奴を用意するのは良さそうですね。

最近の漫画だと、「新九郎、奔る!」なんかだと、室町~戦国の間のよくわからない空気感がわかったりしますし、充実している世の中のコンテンツを活用するのは良いですね。

「へうげもの」になっちゃうと対象年齢的に厳しいのですが。

理科

理科も社会と同じで、コアプラスやコアプラスをきちんとこなすことが出来ているかの再確認ですかね。

知識の定着という意味では、繰り返し問題を解きつつ、理解できていない仕組みの部分を理解していくしかないので…。

とはいえ、理科の方が構造的な部分もあり、よりどこが理解できていないのか、というところを補助していく必要があります。

特に、授業中に腹落ち出来なかったところがそのままになりがちで、「なぜその実験器具をその順序で扱うのか」「なぜその実験だとその結果になるのか」など、根本的な理解が欠けているケースがあります。

社会はそこの理解がなくても解けるケースがありますが、理科はそれではかなり失点要素になってしまうので、そこをきちんと見つけて、潰しておかないといけないですね

(まあ、6年生でもう一周やるので、そこはあまり気にしすぎなくても良いのかもしれませんが、現在進行中の学習がより適切なものになることに越したことはないですからねぇ…

興味関心を引き出すために理科系の漫画(Dr.stoneとか)を読ませる、というのは手段としてあります。が、どこまで有効なのかは微妙なところですね。

キャラクターとストーリーを追うとなんとなく効果がある歴史とは違って、読み飛ばしちゃうとあんまり効果がないので…。

まあ、指導だからなぁ。お仕事ですね

というわけで、結局丁寧にどこまで理解しているかを見てやらねばならんのだなぁと思わされる日々でございます。

子どもの機嫌を損ねないように、盛り上げながらやらないといけないというのは、なんか最近の中間管理職みたいで家でも会社でも同じことをやってんなぁ…という気はしますが、まあ仕方がないですわね。

なんだかんだ、クイズ形式にするなどして楽しんでやったりすると、基礎的な知識面は負担感なく習得できる感じだったりするので、以下のようなおもちゃを使ったりするのもあるかもしれません。