teke teke my life 子育て編

子育てとか中学受験に向けた対応とかの記録の保管庫。

SAPIXの取り組み方の検討と反省(小学3年生1学期)

掲題の通り、小学三年生の1学期が終わろうとしているので、取り組み方針について、反省を含めての記録です。なお、目標の到達点は定めず、単純により良い学習ができればいいすね、というスタンスです。SAPIXの教材以外の副教材は使わない前提です。

学習への取り組み方全般

SAPIXの自宅学習量はかなり多いので、親によるコントロールが基本的に必須です。
稀に楽しくて一人で勝手に勉強するタイプの子もいるかもしれませんが、レアケースだと思います。

また、残念ながらそこそこ難易度が高い関係もあって、一人で学習するのはなかなか続かず、わからないところはある程度親がヒントを与える・教えてあげるなど、支援してあげる必要があります。よって、事実上、小3学習には同席が必須です。

気を付けるポイント

親として気を付けるポイントは以下2点かなと思います。

  • 日々の継続実施のコントロール(1日にやる量も含めて)
  • その他の学校やお出かけ、習い事との体力コントロール

継続して実施し続けることの習慣をつけることをまずは目指すところであり、当然ながら子どもは学習のペースを自分で作ることが困難です(大人でも難しいので当たり前)。

なのでちゃんと親がコントロールしきる必要があります。勉強の新人を放置してもろくなことになりません。

この辺、ちょっと蔑ろにしていたところがあり、1学期の前半は子供が完全にペースを見失っていました。(最近、ようやく取り戻してきた感じです)

子どもの体力残量が多いうちにこなしたい

ただ、結構子どもは子供で忙しいので、後者の体力コントロールは難題です。いろいろな経験をしてもらいたいので、SAPIXの課題よりはほかが優先なのですが、優先していると、SAPIXをやる体力が残らないんですよね。

特に、共働きで面倒を見られる時間が遅い時間に限られると、子どもも最大限疲労した状態でSAPIXの難問と向き合う羽目になるので、なかなかしんどいです。

そういう意味では、共働きの場合は朝早起きしてやる、というのが習慣化できるなら一番楽なのかもしれません。この辺、社会人の勉強と一緒ですね。

専業主婦家庭であれば、普通に学校が終わってから夕方までの時間で定例で時間を取って取り組む形が体力的にはよさそうです(朝活を習慣化するのは大変なので…)。

各科目への取り組み方

算数

算数は割とこなしやすいです。

SAPIXの教材の難易度カーブもうまくできていて、基本的に日々の教材を適時にこなしていけば、相応に学力の向上効果は見込まれると思います。

チャレンジ問題になると、親の手助けが必要になる問題が増えてきますが、とはいえパズル問題が多いので、うまく手助けができれば、子どもも楽しく取り組める範疇です。

ときどき、バカみたいな総当たりを要求する問題があったりしますが、正しい総当たりの仕方を覚えさせる、ということんでしょうね。親としては教えるのがしんどいですが、まあ時間をかけて対応しましょう。

国語

国語は教える難易度も高く、子どもも単独の学習では習熟が困難なので、相当きびしいです。読解の躓きを把握するのも難しいですし、読解の手法を伝えるのも難しいです。

ぼくは昔から国語に全く困らなかったタイプの人間(何もやらなくても大学入試でほぼ満点取れてた)なのですが、結構教えるのに苦戦しています。

特に、文字数の指定のない「なぜですか」の問題に対しては、どこに勘所を持てば汎用的に解けるのかを言語化するのが困難で、子どもの気づきを促すのもなかなか難しいなーと感じています。

過不足がなく、周辺情報を取得しながら文章に落とし込むのはかなりハイレベルだと思うのですが…。

この辺、親も国語の教え方を学ぶ必要があるのかな、と思っています。昔は文字数制限のある抜き出しが中心だった気がするのですが、中学入試国語の難化は著しいですね…。

社会

基本的にはまだ遊びの範疇なので、子どもと一緒に眺めつつ、知ってる付属知識などを合わせて話してあげる、というので問題ないかと思います。事実中心なので管理しやすいですね。

まずは各県の話からなので、教材で出てきた場所に旅行するとか、そういったことをやていく課外学習中心で考えてもよいかと思います。

理科

子どもだけでも十分取り組めますが、親もイマイチ知識があいまいなところがあるので、答えを見つつフォローする形をとるのが良いと思います。

割合、家で実験しやすい内容が多く、実験することで腹落ちできる部分も多いので、実験環境を整えて、実際に実験をしながら、理屈を説明すると、子どもも理解しやすいのではと思います。

まとめ

まあ、まずは継続的に取り組む時間や量を親がどう設定して、それを子どもにやってもらうかのところが最大の課題ですね。共働きだとしんどい、というのは間違いなくありますが、子どもと一緒に朝活して勉強しつつ、必要に応じて子供に教える、というのが一番流れとしてはよいような気がします。

また、科目としては国語が最も教えて理解させるハードルが高いです。どちらかというと、テクニック先行でもよいので、「私は文章がちゃんと読める」と思わせるのが良い気がするので、親側もちゃんとテクニックの部分から学習しないとしょうがないのかもしれません。