どうでもいい話ですが、中学受験の有名校の学校説明会や文化祭の見学申し込みについての話です。予約の大変さとか、一方で行けるわけでもない感じとか、就職活動を思い出すぜ…。
学校説明会や学校見学に行き始めた
小学4年生になると、学校見学の対象になる
小学4年生になり、各種説明会や学校見学などの参加ができるようになってきたので、いくつかの気になる学校にターゲットを絞って申し込むようにしています。
決してそこに入ってほしいという意図があるわけではないのですが、中学受験の問題として、本人がどこの学校に行きたいかが決まっていない状態で走り出し、後から志望校を決めるという順序の逆転が存在するので、早めに仮の目的地を示したい、という意図ですね。
動機がない状態から走るという行動には難しさがありますしねー。その点、学園祭や学校説明会で「ここに行くなら、これくらい頑張らないといけないのかな」といった目線が出来るように誘導した方が望ましいのではないかと思っています。
学校見学の対象をどこにするかは難しいよな
とは言え、手が届かないような学校を目標に定めても、子供のモチベーションの面で難しいことがあります。
小学4年生の学力に対して良い方向で進めば手が届く可能性があるレベルの学校を目標地点に定める必要があると感じていますが、そこが難しいですね。
まあ、まだ2年半近くありますし、小学4年生の段階で上の方の学校を見せておくと、そこに届かなくても選ぶ範囲が広くなります。その点、あまり低いところを目指させるよりは良いかもしれませんが、難しいところですね。一般論としての正解わかんね。
うちの子の場合、現段階から無謀…という学校はなさそうな程度の水準感で推移はしてきているので、とりあえず上位の学校から順番に見に行こう、という感じだったりします。まあ、学校見学はタダですしね。
学校見学や説明会の予約について
予約取りにくいんだよな
いろいろな学校を見てはいますが、上位の学校については、特に小学4年生で参加できるイベントは予約が取りづらいのが実情です。
そもそも、申し込み期間が比較的短いものが多く、抽選だけではなく先着順で募集がかかる説明会もあるので、定期的にHPをウォッチしながらタイミングよく申し込みを行わないと、思ったタイミングでイベントに参加するのは難しいですね。
特に平日に申し込み開始があったりするので、仕事で忙しいとつい忘れてしまいます(豊島岡の学校見学行こうと思ったけど申し込み忘れてたぜ…)。
就職活動の会社説明会みたいだなとか思う
で、HPをウォッチしたりしつつ思ったのですが、これ、就職活動の時の説明会に似ていますね。
就職活動のとき、大手企業の説明会に申し込むのに努力し、特に情報が増えるわけでもないのに抽選や先着で枠を取ろうとしていた記憶があります。
結局、試験や面接で基本的な判断がされるので、事前の活動に特に意味はないのですが、枠が用意されていると、つい頑張って一通り行っておこうという気持ちになってしまうんですよねー。
まあ、本件はどちらかといえば、子どもに勉強する動機を与えよう!みたいな側面が強いので、それとはまた少し違うわけですが、心境としては似ている…。出来る限りのことをやろう、みたいな。
意外と動機付けにはなる様子
初めに行った学校の印象は結構強い
ちなみに、うちの子供についても、一度学校説明会に行ってみたところ、「この学校に行くのかな、行ければいいかな」といったイメージが少し出てきたようです。
そういう意味では、動機付けの一環として学校に連れて行くのは非常に効果的ですね。まあ、所詮小学生はそんなに関連付けされた対象があるわけでもないので、連れていかれた学校にシンパシーを感じるのは残念ながら当然…。昔の自分を思い出しますわ。
その点、SAPIXの説明でも、「親が志望校を誘導して動機をつけてください」といったような説明があった記憶がありますが、最初にどの学校に見学に行くかは、その後の方針に影響しそうです。
親として、どこに行ってほしいか、あるいはどの辺を目指して努力してほしいかをよく考えて学校見学に行かせる必要があるかもしれません。
いや、しかし悩ましいね
しかし結局のところ、自分が行くわけでもない学校に親がレールを引いて行かせようとする行為に他ならず、中学受験もなかなか難しいですね。
振り返ってみると、何のためにこんなに子供に頑張らせているのかという気持ちになることもあります。
勉強ができるに越したことはありませんし、知識が広がっていく姿を見て成長を感じるので、親としてはさせていて良かったと思いますが…。まあ、習い事というのは難しいところです。