teke teke my life 子育て編

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たまごっちUni(ユニ)購入後1年経過レビュー(正統進化でプレゼントにおすすめ)

そういえば、前作のたまごっちスマートはレビュー記事を置いていたものの、後継作のたまごっちユニのレビューは書いてなかったなぁ…と思ったので、遅いですが簡単にレビューしておきます。

たまごっちスマートのダメだったところが概ね改善されており、非常に良い出来だと思いますよ。女児向けのプレゼントとしてはかなりおすすめです。

たまごっちUni(ユニ)の特徴

たまごっちスマートの正統進化

「たまごっちUni」は2022年にたまごっちのリバイバルブームのきっかけを作った「たまごっちスマート」の後継作です。価格は実勢で7000円前後。

↑これはたまごっちスマート。リバイバルブームを起こしてマーケティング誌では引っ張りだこだった。

「たまごっちUni」は「たまごっちスマート」と同様にたまごっちに現代風の改変が行われている作品です。

代表的な点としては、以下のような点が昔のたまごっちと比較した場合の進化ポイントでしょうか。

  • USB給電可能
  • 時計型カバーでウェアラブルデバイスのように持ち運び可能
  • 追加データをDL可能
  • 学校などに行く日中時間は託児機能あり など

また、昔の「たまごっち」と比較すると、ミニゲーム機能やキャラクターの着せ替え機能など、データ容量の拡大に伴い、遊びの幅も広がっています。

たまごっちUniではWi-Fiを利用した拡張機能なども整備されており、購入後も定期的に新しい遊びができます。

特に、預けられる「たまシッター」は神機能。預け忘れることが多いのは問題だが…

前作たまごっちスマートの問題点

前作のたまごっちスマートの問題点として、以下のような点がありました。

  • 4分割のタッチパネル型液晶画面の操作性が悪すぎる(物理ボタンは飾り)
  • 毎日寝かしつけミニゲーム(タッチパネルの一定時間の操作)が必須

前者は日常の操作時に加えて、「たまバイト」などのミニゲームでの操作がとにかく悪い…という問題があり、ストレス大でした。

前作はバイトミニゲームで金銭を稼ぐ仕組みだったが、左右移動のミニゲームの難易度が異常に高かった(操作性が悪いので)

前作「たまごっちスマート」の最大の問題であり、故障の原因でもありましたね…(我が家でも1回修理に出しました)

また、後者の「毎日の寝かしつけゲーム」ですが、毎日9時頃になるとたまごっちが騒ぎ出すのに対応しなければならないという問題がありました。

物理的にタッチパネルを左右に操作するという子どもウケの良いミニゲームなのですが、ほぼ確定で発生するミニゲームなのが兎に角しんどい…。

小学校低学年ぐらいだとすでに就寝済だったりする関係もあり、親が毎日対応しないといけず、非常に面倒でしたね…。

(いや、意外と愛着がわく要素でしたが)

前作は毎晩撫でる操作を要求された。慣れると2台同時に寝かしつけ出来るようになるぞ!(無駄な習熟)

現行作のたまごっちUni(ユニ)では前作問題点が解消

最新作の「たまごっちUni」では、たまごっちスマートの課題が以下の通り根絶されました。これは素晴らしいことですよ。

  • タッチパネルから物理ボタンでの操作に戻した
  • 前作にあった寝かしつけの対応不要に

特に前者は「とはいえタッチパネルでしょ」みたいな方向になりそうな気もしなくもないのですが、思い切って物理ボタンに戻したのは本当に英断ですね。(まあ、純粋に故障が多かったとかはありそうですが…)

寝かしつけによる親の登板の必要性もなくなり、主だったストレスが解消され、かなり遊びやすくなりました。

↑物理ボタンメインに戻った結果、遊びやすくなった。寝かしつけミニゲームも廃止。良かった!

1年間の子どもたちの様子

最初半年ぐらいは熱心に遊んでいた

去年のクリスマスにサンタからのプレゼントで導入されたのですが、なんだかんだ最初半年ぐらいは熱心に遊んでましたね。

たまごっちスマートも3か月ぐらい熱心に遊んでおり、思ったより遊んでくれたなぁ…と思った記憶がありますがたまごっちユニはそれ以上にストレスが少なく、Wi-Fi経由でのアップデートなどもあったのでより長い期間遊んでくれていた印象です。

前作と異なり、日常のプレイでも季節性のあるイベントがあったのも良い点ですね。飽きる頃になにか変化がある感じです(「あつまれ!どうぶつの森」とかが近いかも)

追加コンテンツが定期的に出る。有料のものがほとんどだが、お試しの無料のものもある

後半半年は定期的にリバイバルがあった

流石に半年も経過すると飽きてプレイしなくなったのですが、それでも定期的に取り出してはしばらく遊んで止め…とリバイバルがある感じです。

マインクラフトとか、各種ゲームでも子どもの中で飽きとブームが来ますが、そういった枠の中に入っているようですねぇ。

ミニゲームは大人でも普通に楽しい…悔しい…

ちなみに、基本的にはたまごっちのお世話をするだけのゲームではあるのですが、細かいところで「たまごっちスマート」から進化を感じられます。

特に、ミニゲームの出来などはかなり良く、操作性の改善もあるのですが、単純ながら高得点を目指すとほどよく難しい設計で大人も十分楽しめます。

操作性の悪さが良い味を出してるんですよねぇ…

定期的にミニゲームイベントが開催されるが、これが結構面白い…

全体

たまごっちユニ、正直名作やぞ

というわけで、前作「たまごっちスマート」は「すごく良いけど、かなり大きな問題がある」ホビーだったのですが、現行作の「たまごっちUni」はたまごっちスマートの課題を潰して回ったような作品です。

本当に素晴らしいホビーですね。手放しでほめられます。

女児向けのホビーの中では拡張性も含めてかなり優秀なホビーで、「場所を取らない」「夢中になりすぎない」「低コストで拡張できる」と良い点が目立ちます。

これで7000円前後ですからねー…。デジタル系のホビーの中では最優秀の一角でしょう。女児向けのプレゼントとしてはめちゃめちゃおすすめですよ。