teke teke my life 子育て編

teke teke my lifeの分室。子育てや教育に関する記録です。

新小学4年生のサピックスの学習量がヤバいのだが…

新小3のときも「この年齢でこれだけの量を勉強するんやな…」と思ったのだけれど、新小4になると一層大変ですな、と思った話です。

とはいえ、自分のときってどうだったかなーと思い返すと、サピックスではないにせよ「確かに小4の半ばで入塾したときに周囲のレベル異常に高かったかも…」と感じたので、そんなもんなのかもですね…。

新小3の新小4の違い

理科・社会が入る

大きいのはやっぱり理科社会がガッツリ入ってくることですかね。
まあ、小3の半ばからはしっかり理科・社会が入ってきていたのですが、新小4になるとどちらも少し難しめにはなってきて、興味がないとしんどい感じです。

特に理科はどこでつっかえているのかわからないし、教えるにしてもどう教えるのが正解なのかもわかりづらいので、引っかかったときが大変です。
まあ、動画教材はあるので最終動画を見せりゃいいのはそうなのですが…。

社会も社会で、「〇〇だから××」という流れをきちんと理解していることを問われる設問が鬼門で、中々的確な理解を得るのが難しいようで、大変です。
まあ、大人でも解説文の「〇〇だから××」を的確に理解できずに変な読みや理解をするので、子どもが中々ロジカルな回答を導き出せないのは仕方ない気はしますが…。

何よりも、そもそも算数・国語が結構重いので、理科・社会を学習する余力が子どもにないのが大きいですね…。
子どもがすっとやって、すっと学習してくれればそれでいいのですが、中々そうはいきません。毎日大騒ぎです。

特に算数が急激に難しくなって、体感の量が増える

新小4になると、中学受験算数でおなじみの角度の問題や植木算などが出てきます。
これが子どもがちゃんと理解できていれば良いのですが、子どもが理解できていないとつっかえて仕方がないので、体感の量が増えてしんどいです。

まあ、じゃあ小学3年生の間の算数が簡単だったかというと全くそうでもないのですが、小学3年生の間の算数と比べると割と特殊な定型的思考を要求されます。
そのため、親サイドが中学受験経験者じゃない場合、上手く解説できなかったりする問題が増えてくる印象があります(というか、わかりやすくうちの妻はそうなのですが)。

その点、もう少しその辺のロジックがわかっている僕が算数の面倒を見る時間を増やさないといけないのだとは思いますが、最近中々時間が取れず、面倒を見ることが出来ていません。春になったし、ひと踏ん張りするか…。

国語は文章量が多いが、多少マシか

国語は文章量がかなり増えてくるので、難易度的にはだいぶ上がるのですが、新小3の延長線上にある感じなので、まだマシな印象です。

子どもの読解力の向上もありますし、記述問題も「どう書いていいか全くわからない」「正解がわからないので書きたくない」状態から、「要素はわかるがまとめかたがわからない」ぐらいのレベル感に進歩しているので、まあ…という感じですかね。

国語に関しては、慣用句や四字熟語については、以下のような漫画解説系の副教材でもかなり子どもが覚えてくれるのがありがたいところです。(子どもの好き嫌いに寄るかとは思いますが)。そういや、ぼくもドラえもんの漫画シリーズで覚えましたね…

慣用句大百科

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中学受験を意識するなら新小4から入塾させるのはそうかも

この勉強量を1年続けた奴と小5から競争させるの無理じゃろ

で、まあうちの子どもでいうと概ね1日あたり1~3時間ぐらいは家庭学習の時間が必要になっています(ブレが激しいのは、「もうやりたくない!」とごねる時間があったりなかったりするせい)。
塾での学習の時間も含めると、正味の時間でも、週14時間ぐらいは勉強しているんじゃないですかね。

年間約700時間を多いとみるか、少ないとみるかは人によるかと思いますが、まあ普通に子どもがやるにしてはかなり多いかな、と思います。

もちろん、勉強の効果を時間で見ても仕方がないのは百も承知(資格試験なんかの目安時間もなんの役にも立たないし…)ですが、700時間超の差を5年生6年生から埋めるのはやっぱり困難だと思います。
2年間1日1時間追加で学習するのは正直無理でしょ…。

そういう意味では、中学受験である程度勝ち抜いた成功体験を積ませたいのであれば、小学校4年生ぐらいから準備はしておいた方がよいのかもしれないですね。

とはいえ、上の方で争うなら、という注釈はつくかも

ただまあ、それも一番上のあたり(サピックスでいえばαの上の方)で争うなら、という話ではあるかもしれません。

サピックスの家庭学習+各テストの復習を全部ちゃんとやっていたら、最上位のα1に常駐出来るかは兎も角、αの中に出たり入ったりぐらいまでは普通に行けそうな印象です。
その感覚からすると、全部できているご家庭は半分もないんじゃねーかな…という感じはあります。

(新小4で入った子とか、小学3年生で下の方のクラスの子とか、家庭学習もかなりしんどめなんじゃないですかねー?)

そういう意味では、最難関校を目指すのでなければ、もうちょっと緩く学習してきた子との競争になるので、新小5からでも特に問題ないのかもしれません。
(小学4年生の間にそれなりに学習習慣がついている前提にはなりますが)

正直、中学受験でどうしても最難関校に行く必要性があるかと言えば別にないですし、金銭的負担を加味しても、それぐらいがちょうどいいのかもなーと思わなくはないです。
(ぼくも小5から多少真面目に勉強しての中堅校出身ですが、あの環境が悪かったとも思わないですしね…)